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今まさに緊急事態宣言が発令された。

この1か月行動が制限されるのではない。考える時間が増えたのだ。そう考えなさい。じっくりと考える時間が増えたのだ。1か月行動が制限される訳ではない。だれも後になって、行動が制限されましたね、よしよし、なんて言ってくれる人はいない。

自分自身でまずはこの1か月をしっかりとコントロールしていきたい。日々の動きも大事になる、今まで通りしっかりと起きなさい、そして今まで通りのルーティーンをやりなさい。考える時間が増えたのである。

大学3年の時のこれから就活だという時を一瞬思い出した。当時、日興コーディアル証券会社という会社に就職したのであるが、決めた理由は、完全成果主義というのをうたっていた。入社して感じたが完全成果主義でもなんでもなかった。しかし誰がどうなるわけでもない、すべて自分に跳ね返ってくる。結局は自分次第、自分の意志次第であるなと感じた。

そして入社を決めた理由2つ目、当時この会社がシティーグループだったこともあり入社直後なんと2ヶ月間NY研修が待っていたのだ。まだ学生の私からは2ヶ月NY旅行としか想像することができなかった。しかし、この研修は入社直前に不景気を理由に中止になってしまった。もともと遊ぶために会社に就職するわけではないと思っていたため中止になっても何のショックも感じなかったことを記憶している。

そして理由3つ目、当時の日興コーディアル証券に限ったことではないのだが、証券業界が私の中で働くには一番しんどそうな業界であるというイメージがありました。そして、ただ一番しんどそうな業界で働いてみたいという気持ちが21歳の大学3年生の学生の自分にはありました。ただただしんどい事はないはずだ、しんどい事の向こう側には何か良いことがあるはずだ。ただただきつい業界だけではないはずだ、きつい向こう側には何か良いことが待っているはずだ。そう思って同時の日興コーディアル証券へ就職することを決めた事をふと思い出した。

今までの選択の中でしんどいというキーワードがないと選択をしない自分がいることにふと気づいた。

さあ、わくしま、考えようですよ。考えなさいよ。頑張れっ。

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