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引き出しの奥から1枚の紙が出てきました。

書斎の整理整頓をしておりました。引き出しの奥から1枚の紙が出てきました。社会人2年目の10月に書いた紙でした。正確には、その時の上司に提出しなさいと言われた自分の目標シート、決意表明のような一枚物の紙でした。10月1日と日付も記されていました。

書式、書き方は特に自由だ。自分が書きたいものを提出してくださいと言われた記憶があります。その時自分の中では悶々としているものがあり、頭の中で常に意識しているものがありました。すぐにすらすらと記入をし提出出来た記憶もあります。

・頭から濃いい油が出るくらい働く
・週一日休みがあれば十分です
・とにかく早く動く
・人から変態と呼ばれるくらいになりたい

ほか3つほど目標のようなものが記されていましたが、具体的すぎる事でありましたのでここに書くのは控えておきましょう。

この用紙が引き出しから出てきたとき非常に懐かしさを感じました。当時の光景、雰囲気、自分の座席の位置、自分の心理状態がすごく表れている時、時期でもあったからです。

とにかく働きたいという時であったと記憶をしています。お昼ご飯を食べる時間すらもったいないと思い働きたかった頃だったような。社会人2年目生意気な頃でもあったのでしょう。

先輩からのせっかくのお昼も誘いもしょっちゅう断ったり、一緒にお昼ご飯に行かせていただいても15分くらいでご飯を済ませ、食べたらすぐに私仕事があるので先に出ますと言って席を立ち本当にお昼ご飯を食べるだけであったりと。今思うとややこしい2年目の社員でありました。

話は戻りますが、この目標シートを書いて上司に提出してその後上司からの何かしらのコメント、反応、その後しばらく何もなかった事も記憶しています。社会人にもなってこの程度の幼稚な文章で書いて提出してくる人間はまともな人間ではなかったのでしょう。

私もその目標に対して上司からコメントを求めている時期でもなかったのでしょう。コメントは求めていなかったでしょう。自分の中で、とにかく頑張れ、頑張れという時期でありました。目標とか据える段階にはなく、数値とかではなく、とにかく頑張れ頑張れという時期でありました。

今も、シャルマンになって、まさにそうなのでしょう。数値とか目標とかではなく。とにかく頑張れ頑張れであります。

さあ、シャルマン、働いてください。

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