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あべのハルカス美術館で開催のカラヴァッジョ展に行ってきた。

お恥ずかしながらカラヴァッジョという画家は私は今まで知らなかったが話の種にとあべのまでカラヴァッジョ展に行ってみた。1605年や1606年の作品など、まず今から400年以上も前に描かれた作品を間近で見ることができ感動した。少しでも400年前の空気に触れることができた感覚である。

カラヴァッジョの人生、人をあやめてしまい逃亡の人生、その中で生まれてくる作品、何とも言えないカラヴァッジョの人生観を垣間見ることができるようにも思えた。逃亡、また傷害、そしてついに投獄されてしまうことになる。しかし、そこからさらに脱獄、そして逃亡。そうしながら絵を描いて生き長らえていくカラヴァッジョの人生を感じさせる作品でもあったように思う。そしてカラヴァッジョの技法が16世紀、17世紀のローマの美術技法として多くの画家がカラヴァッジョの作品から影響を受けており、バロック様式に少なからず影響を与えているとの事でありました。

カラヴァッジョは38歳10ヶ月と短い人生ではあった。そのカラヴァッジョが亡くなる直前までの作品にすべて自らの人生観が現れている気がいたしました。美術に関してズブの素人の私でさえもこうにまで感じさせる凄さと迫力がありました。カラヴァッジョ、勉強になりました。私も素人ながらにこうして少しずつ美術展に行ってみようと思います。入場料とナレーションのスピーカーで2000円前後でしょうか。それで今まで自分の触れたことのない感覚を勉強できると思うと行ってみる価値はあるかと思います。

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