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ゴッホ展鑑賞会に行ってきました。

ゴッホ展といいながらゴッホの他にも、マウフェ、モンティセリ、モネ、ピサロ、ゴーギャンなど名だたる画家の絵も多くあり凄くお買い得感がありました。

今回も音声ガイドを購入、ゴッホの弟テオの声またナビゲーター杉咲花の声も空間を盛り上げてくれます。弟テオがゴッホの絵を全て引き取り、ゴッホが売れない画家の頃から、テオの給料を半分あげてゴッホの生活を助けたとか。ゴッホは画家人生において最初ミレーの影響を受けながら、いくつか住処を変えながら、場面場面、その場所場所で、マウフェ、モンティセリ、モネ、ピサロ、ゴーギャンなどの影響を受けながら自分の絵のタッチなどを造り上げていく様が非常にリアルに現れているのを感じた。

今回は1890年代、今からおよそ130年前の空気に絵画を通して触れることができました。最初の絵のタッチからいわゆるゴッホの代表作ひまわりなどそこに至るまでゴッホは色々な画家の影響を大胆に受け吸収をしていた。絵ですから、話しで聞いても伝わらず、本で読んでも伝わらず、直接に見て感じるのが一番ダイレクトでありましょう。同時に仕事にも通ずるものを感じました。日々の仕事を通して人に影響を受けながら自分を形成してく、組織を形成していくという事を痛烈に感じる。

自分のチカラは所詮しれているのか、自分だけのチカラの及ぶ範囲はしれているのでしょうか。そしてまた人から影響を受ける部分が非常に大きく、自分のチカラと人からの影響が掛け合わさると大きな力を生み出すとも感じております。楽しみに期待しておりましたゴッホ展ですが、その期待を大きく裏切るほどの何かを感じることができました。次はどちらの美術館に出かけてみましょうか。

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