関西に住んでいるからには自宅でたこ焼きを。
関西に住み着いて、はや20年近くが経とうとしています。関西に住んでいるからには自宅でたこ焼きを作って食べてこそだと何処からか聞かされてきました。
タコ焼き器はもちろん自宅にあります。今回そのタコ焼き器を初めて披露する時がやってきました。一通り食材は買ってきました。タコ焼きの醍醐味は焼くところにあります。誰が焼いてクルクルとたこ焼きをするかが醍醐味です。
一番長く関西に住んでいる私か、それとも生粋の関西生まれである子供たちか、そこも一つの対決であります。
いざ焼きに入ります。タコ焼き機のワット数の都合でしょうか、なかなかたこ焼きが焼けません。いやじわじわ焼いて、楽しむのがたこ焼きであります。
お決まりのクルクルとたこ焼きをクルクルします。電気ですからじっくり出来上がります。その間にみんなでワイワイ言うのがたこ焼きの醍醐味であります。
今日の夜ご飯はたこ焼きと決めておりましたので食材はたこ焼きしかありません。お昼過ぎくらいからみんなで今日はたこ焼きをしようと決めておりました。みんなお腹はたこ焼きのお腹になっております。たこ焼きをじっくりとクルクルして完成させるか、お腹の空腹との戦いであります。
誰かが、これたこ焼きを買ってきた方が早いんじゃないのか、と言いました。もはや誰が言ったかは覚えていません。私かもしれません。私でないかもしれません。しかし、みんな密かに心のどこかで思っていたことであります。それほどにみんなお腹を空かせていました。
私はこの買ってきた方が早いんじゃないのかの一言ですぐに動きます。すぐお店に走りました。たこ焼きを持ち帰り、買ってきたたこ焼きと、自分たちでゆっくり作るたこ焼きと食べ比べでもあります。
いずれにせよたこ焼きは、こうしてみんなでワーワーギャーギャー言いながら食べるのがたこ焼きなのでしょう。
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