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ソフトバンクグループの決算発表会見をWEBで見ました。

決算の結果は別にして、孫さんはやはり凄いんだなと感じてしまった。分かりやすく、ソフトバンクについて全体像と部分像を端的に淡々と決算における事実を伝える感じでした。

もちろん事業的な展望もあるでしょう。しかし、事実と客観的、主観的な部分をしっかり分けてらっしゃるように思えた。アリババ、ARM、スプリント、ソフトバンク通信、SVFといった感じに。とりわけ新聞・ニュースなどではSVFの事がソフトバンクの代名詞かのように取り上げられることが多いとも感じる。

ベンチャー投資の分野ですから結果が出るまで分からない部分はありますでしょう。総額10兆円規模に関して、外野からいろいろ詮索をされるのでしょう。結果として表面化しにくいものもあるため対応は大変かと思います。

そこで孫さんは、はっきりおっしゃっていました。SVFに関して色々と感じられる事があろうかと存じます。信用できない、当てにならないと思われたら約10兆円の評価をゼロで評価していただいた方が良いかと思います。ゼロ以外のマイナス評価はないでしょうから。そしてソフトバンクグループ全体の評価をしていただいた方が良いかと思います。マイナスのブレ、外れは極力少なくなるのではないでしょうか。

ご自身も自分は楽観的だとおっしゃっていましたが、力強いものがあった。経営者としての孫さんにはあこがれるものがあります。1時間半の決算発表を淡々と一人で完結された事もなかなかなものだと感じました。現実の経営者の発表を聞けるという事でもWEBでの決算発表記者会見は貴重な経験であります。決算の中身よりかは、決算発表に大変興味が湧きました。

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