試験2日目でありました。7時20分にグラウンドに参上。
午前9時からの受験、そして午後から場所を移し午後15時からの受験のダブルヘッダーであります。総勢7時20から18時までの10時間40分に及ぶ戦いであります。先生も勇敢な生徒たちに激を飛ばします。
君たちももう既に3つ試験を受け受験に慣れてきたであろう。だららこそあえて言わせてもらうぞ、緊張しろよっ、油断するなよ、絶対に油断するなよ、もう一度しっかり気を引き締めてかかれよ、いいなっ、分かったかっ。はいっ。君たちが今日受験で表現できるのは答案用紙のみだ。しっかりとその答案用紙に自分の実力を示して来いっ。試験の先生にしっかりと自分の存在を訴えて来いっ、いいなっ。絶っ対っ合っ格するぞー。絶っ対っ合っ格するぞー。絶っ対っ合っ格するぞー。
その先生の外見からは全く想像もできない程の大声で先生は生徒たちに気合いを入れ、そして鼓舞をする。生徒たちも、負けてたまるかと必死な声で、絶っ対っ合っ格するぞー。絶っ対っ合っ格するぞー。絶っ対っ合っ格するぞー。声だけではなく、足を大きく前後に開き、腰を少し落とし、本気で自分の拳を突き上げる。そして、アーチを通り戦場へ向かっていく。息子の目は力強いものがありました。昨日とは違う、さらに力強いものがありました。
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