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その車のドアノブはヒモでありました。

お客様に駅までクルマで送って頂きました。なにやら2人乗りのスポーツカーのようなクルマでありました。なんかGT何とかと書いてあった様に記憶しています。

音、振動、そしてもちろんマニュアル、駅のロータリーで車を降りますが、クルマを降りるにも慣れない私には一苦労の車であります。降りる時、その車のドアノブはヒモでありました。最初は嘘かと思いましたが、本当にヒモでした。

その車の走りを追求するあまりか、公道ではなくレース、サーキットにて走る事のみに探求された車なのか、ドアノブがヒモでありました。今まで、ドアノブは周りがアルミ加工かプラスチック加工をされたものと思い込んでいました。そして余計なこだわりがない限り、アルミ、プラスチックである必要もないなと感じました。

今回の様にヒモ、ロープでも十分に良いと感じました。むしろヒモ、ロープの方がオシャレ、スポーツ仕様、レースへの追求と捉える事が出来るとも感じました。今まで当たり前、当然と思っていた事への衝撃でした。

今後も何かと物事を一度疑問を感じながら、再度捉えてみる価値はあるなと感じました。

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