さあ、シャルマン、頑張りなさい。
金融業界のある方にお会いをしました。銀行業界と言いましょうか、証券業界と言いましょうか。新卒で勤続20年近くの金融マンであります。年齢的には42歳、43歳、まさに私と同年代、私も日興証券に今まで働いていれば勤続20年近くになっていたのでしょう。
しかし私は9年で脱落を、卒業をしてしまいました。脱落、卒業するのには自分なりに理由がありました。隠す事でもないので、どんな理由かいくらでも言えるのですが、あまりそれは言わない様にしています。いう事によって自分の価値が下がりそうだから、自分の評価が下がりそうだから。
誰に評価されるんだという話もありますが、その評価は自分にさえも評価されるとも思っている節があります。聞かれれば、その方、状況により、もちろん話すが、むやみやたらには言わない様にしています。自分の胸に抱えて生きていきたい。自分の腹に抱えて生きていきたい。
一言で言えばよい思い出であります。大変良い思い出であります。大変お世話になりました。おかげさまで9年間ですが働かせて頂く事が出来ました。このお世話になったという事しかない。それが大人のけじめのようなものだとも思っています。
本来日誌で記したいことと大きく脱線してしまった。その金融マンがポツリと言っていた事が何だか妙に印象に残ってしまう。なんか面白くないんですよね。気持ちは分かるよ、気持ちは分かる。10年前はそうであったのか、12年前はどうであったのか。
金融機関に身をおく、金融業界に身を置く、定年があるとすれば60歳でしょうか、55歳くらいという会社もあるのでしょうか。ですが金融業界に身を置くとなれば、身を置くと考えれば一生の事であると思います。私はそう言われています。
だからそういった働き方が重要になってくると思います。もし私がなんか面白くないんだよな、なんて言おうものなら、私の顔面をいきなりバチンと叩いてくる方がいるでしょう。
さあ、シャルマン、頑張りなさい。
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