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大谷暢順本願寺法主。

大谷暢順本願寺法主にお目にかかりご挨拶をさせて頂くことが出来ました。そしてあるエピソードをお話させて頂きました。私のあるエピソードであります。実体験であります。

私は鳥取県倉吉市出身で、18歳高校3年生まで鳥取で育ちました。高校3年生まで私の実家ではみんなで晩御飯を食べ、みんなで軽くテレビでも見て、その後家族みんなで家の仏間に行き、家族全員で般若心経を唱えるという風習がありました。高校3年18歳まで毎日やりました。今でもその風習は脈々と残っております。

そして今回、法主にこうしてお会いできるとは思っておりませんでした。法主にお会いし、仏門をお聞かせ頂いておりますと、18歳までの家族全員で般若心経を唱えた光景が一気に蘇ってまいりました。そして実家の家族の事を思い出させて頂くことが出来ました。貴重な機会を頂きましてどうもありがとうございました。

こう話をしておりますと自然と涙が出てきてしまいました。私も突然の涙に驚きを感じましたが、涙が両目から出てきてしまいました。泣いている事も完全に判られてしまったことでしょう。しかし、まさかこうして本願寺法主にお会いすることが出来るとは思ってもいませんでした。自宅に帰りましたら早速両親に今日の事を報告させて頂こうと思います、と申し上げました。

今日の事は何とも言い表すことが出来ない程、何とも言葉にし難い、思い出に残る日でありました。このような機会を賜りました事感謝いたします。そしてこのような機会を与えて下さいました方にも感謝申し上げます。

ありがとうございます。

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