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転職が評価される、羨ましがられる時代に。

10年くらい前までは、転職が評価される時代でもなかった様に思います。転職は脱落組みたいな見られ方、扱いであった様に感じます。それは本人の気持ち、意志とは全く無関係で、あくまで周りからの見られ方であります。

そんな中、今は転職が評価される、羨ましがられる時代になってきたようにも感じています。ある企業から卒業してようやく自分にあった職業を見つけたなという評価にもなってきています。こちらも周りからの見られ方であります。

周りからの見られ方なんぞは結局どうでも良いのですが、時代がどんどん変わってきていると感じます。私も10年以上前に9年働いた証券会社を辞めて今の仕事をしています。

会社を去る際にお世話になった職場の皆さんの前で、今までお世話になりましたと挨拶をさせて頂くのですが、もちろん歓迎ムード、新たな門出ムードなど一切ありません。冷めた目で見られているのをすごく感じました。脱落者、落ち武者です。

でも当時からそれでよかったと思っています。もちろん今でも良かったと思っています。何が良かったかは環境を変えてみて思う事、感じることでしょう。

そしてそれは、他人にはどう映っても良いと私は思います。他人にどう見られようと私は良いと思っています。転職、退職など自分でも予期しない転職、退職もあるでしょう。それでも良いと思います。職を変えてみないと実際分からないですから。

もちろん良い職から必要以上に転職する必要はない。一生同じ会社で働く事、これは優秀であるともちろん思っています。しかし今の時代、転職も退職も大丈夫ですよと思っています。むしろ今までの職業からご卒業であります。

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