増やしたい、儲けたいといういつものニーズというよりかは、今回のニーズはこのままでよいのか、運用しなければいけないんじゃないかといった、危機感にも似た資産運用ニーズのようにも感じています。
資産運用に関しては10年前、少なくとも20年前から言われていた話であります。私が証券会社に入ったのが20年前ですから、明らかに20年以上前から資産運用の有効性は言われていたかと思います。
しかしその間の資産運用ニーズよりも、今回の資産運用ニーズは何か明らかにいつもと違うように感じます。社内でもその違いに関して共有をしています。
ロシアウクライナ戦争がそうさせているのか、最近の円安がそうさせているのか、インフレがそうさせているのか、アメリカ金融市場の急落がそうさせているのか、アメリカの利上げがそうさせているのか、様々な要因が絡んで今回の資産運用ニーズに繋がっている様に思います。
資産運用は副業のようなものにも考えられる、副収入のようなものにも考えられる、アメリカ市場であれば日本時間の夜に活動してくれる、今後の将来に渡って自分に貢献してくれる要素がある。
自分の将来を大きく支えてくれる可能性を大いにはらんでいる。もちろんそれにはリスクがある、びっくりするくらいのリスクがある。もちろんそれを承知、理解してやるべきである。
長生きするのもリスク、将来働くのもリスク、スーパーの食材が何かと上がっているのもリスク、だが思う事もあります。そのリスクが何だ、何に対してのリスクだ、誰に対してのリスクだ、リスクをリスクと思うか、どうリスクと思うか。
もちろんリスクを好んで自分からリスクに向かって歩んで行くものはいないかもしれない。ただその局面、心境まで解説してくれるものも多くない。
その局面、その心境はリスクの中のチャンスでもあり、世間の意見を聞いている場合ではないときもある。集中している集中している、リスクの中で集中しているチャンスである。
世間が新たな資産運用ニーズで動き出してきている事は少なからず良いことだとは感じています。運用するかどうかは薦める気はありません。運用するかどうかは自分で決めたらよい。
私の場合は、22歳から運用していて良かった、この20年資産運用をやめようと思ったことは一度もない。微塵もないです。むしろもっと早くやっておけば良かったと思っています。
少なくとも自分の子供には22歳よりも前にそのことを教えてあげたいと思います。18歳か、15歳か、今色々と吟味中であります。